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2011年9月14日 (水)

首や肩が凝る息の仕方

最近の愛読書の中の一冊、『ボディワーク入門』。



これを読んでいてふと思い当たったのですが、
自分の慢性的な首や肩のコリは、もしや呼吸の仕方に原因があったのでは、と。

といいますのも、首や肩のコリを改善したくて毎日ストレッチしていたのですが、
その場では楽になっても、気づくとまたガチガチに凝っているのです。

そこで、自分のふだんの呼吸のクセを改めて観察しました。

どうも私は、息を吸うときに、首や肩が張るくらい緊張させることで、
「いっぱい吸った感」を得て満足していたようです。
そのくせ、吐くときの感覚についてはきわめていい加減なもので、
お腹の中の空気をきちんと吐き切っていませんでした。

鏡を使って観察すると、吸い方のクセは一目瞭然でした。
吸っている最中に胸鎖乳突筋がグワッと出ていたのです。

(ちなみに胸鎖乳突筋とは、耳の下から鎖骨まで伸びている筋肉。
顔が横を向いたときにビシッと浮き出てくる、アレです)

つまり、息を吸うときに首や肩に必要以上の力がかかっていて、
その積み重ねが原因で凝っていたようなのです。

こんな呼吸を日常的に繰り返してたら、
そりゃ首も肩も慢性的に凝るわいな、と納得しました。


ということで、初心に帰って呼吸の練習をしてみました。


①左右の手を、ウエストをはさむようにして当てます。
 これは、呼吸するときに肋骨の下部やお腹の筋肉をきちんと使えているか、
 触感で確かめるためです。

②息を吸うときは、肋骨の下側やお腹を意識して膨らませます。
 このとき大事なのは、
 
 ・横隔膜(胸の下の方にあります)とお腹の筋肉をしっかり働かせること
 ・首と肩、胸の上部は、吸い始めから吸い終わりまで柔らかくリラックスさせておくこと

 の2つです。ウエストやお腹に当てた手のひらで、ふくらみを感じられればOK。

③息を吐くときは、両手で肩や肋骨を押し下げるようにして、
 お腹もキューッとペタンコにします。
 (お腹がペタンコになるまで吐き切ることで、次の吸う息のプロセスでは
 お腹が自然にポコンと膨らみます)


今まで首や肩を緊張させながら呼吸をしてきた人なら、
②のプロセスが特に難しく感じるかもしれませんが、
意識して練習を続ければ、何だってうまくなります。

練習の成果が無意識のうちに出てくるようになれば、しめたものです。
気がついたときに1分でもいいので練習をしていけば、
確実に呼吸上手になれると思います。


ちなみに私は、2日間の呼吸の練習で、ずいぶん首・肩が楽になりました。
「こんな簡単なことで?」と拍子抜けしましたが、
呼吸は毎日必ず行うことですし、1日に何度も何度も行う運動です。
呼吸のクセを観察して、体に負担をかけない方法を試してみることは、
とても有効であり、大事な工夫だと思います。

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